暮らしを愉しむ

日々、考えること、好きなこと、暮らしをつぶやく散文記録。読書、観賞、暮らし方など。

日常で幸せを感じるいくつかの瞬間とルーティン


いつも服を買う際に起こる葛藤。
それは、着たい服と自分にしっくりくる服がちがうということ。
試着する際には、必ずこういう悲しさが押し寄せてくる。

けれども、よく考えてみれば、実際に自分に似合うと思う服はそれなりに自分らしさが反映されている気がしてくる。

服装も、髪型もメイクもそう。
読書をしたり、誰かの話すことをそのまま知識として使うことはできないもので…

自分が使いこなしやすい方法を吟味して、試してみて、考えた末にうまくいく手段を生かすことなのだなあ、と思ったりする。

とりあえず、最近購入したUNIQLOのタックワイドパンツは今年一番の当たり服。

 

 

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久しぶりに映画を見に行った。しかも、子供たちと3人で初めての映画。
感想は、見たあとの余韻にしばらく浸りたくなってしまった。
なんでかというと、きっと観た映画が自分自身の理想と照らし合わせている部分があったのだと思う。そして、映画の世界観に入ってすごく楽しかった。

そこまで考えなくていいんじゃないかという息苦しさのなかで、日々湧いてくる疑問を吹き飛ばしてくれるような爽快な気分に浸れる内容だったからじゃないかな。

よく考えてみて、
その問題よりもはるかに集中して生きていく大切なことがあるから。
映画を観て、そう自分自身に言い聞かせたくなった。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー、家族で観るとしても、個人で観るとしても、すごくオススメです。

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数年前から好きで読んでいるブロガーさんがいる。といっても、どうやら個人的な記録を主として書いていそうな気がする。

良い文章を見つけることはむずかしい。
そして、わたしのこれまで好きで読んでいる方は、見解的にはそういう人はひっそりと目立たず、ただ個人的な面白さを綴っているように思える。そこがまた、好きで楽しみにこっそりと読んでいる。(といってもいいなと思った時にはリアクションをしたりしているけれど……)

他の人が口にしないような言い回しを聞く瞬間がとても好きで魅力的に感じてしまう。その人が語る話がリズムのように聞こえてしまい、読んでいても流れるように清々しい文章に魅了される。
……最近、ネットに近づくときは、そんな瞬間を求めているだけのような気がしている。

そう、どれも自分自身の日常の中で感じて、捉え直した考え方それが結局、参考にしたものを個人の学びに変えていくという作業になる気がする。

そう考えてみれば、誰かの考え方にあえて流されるような時間を確保することが、惜しく感じられてくる。自分という人生そのものを歩んでいくのは、自分自身になるのだから。


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同じようなことを何度も書いているような気がしているが、こうして書きながら、毎日つらつらと書くことを繰り返していると、少しづつ自分の中のモヤモヤした心が溶けていく気がしている。だから、書く。溶けていくためには、体験したことの心の揺れ動きを追いかけるように、なんで?を追求しなければならならないもんだな、と思いながら。

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最近はより一層買い物に行くことも面倒に感じる。それでもたまに出かけてみれば、それもそれで新鮮でたのしくなるのだけれど、結局お金も使うことにはなってしまうし、なるべくメイクはしないようにして、行くことを躊躇わせるようにしたりしている。服装も家で楽に着るものにして、出向くようではないものにして。

 

そういう日常のオンとオフのスイッチモードにすることも大切。

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家にあるものでささっと出来上がる。普段そんな料理を作りたくなります。

もやしのスープは、夏にはあっさりとスルスルと口に運んで、おいしくいただけちゃう。

そして、家にある食器でなるべく美しく飾れば、料理が映えて、より美味しくいただける時間にもなる。

 


こう考えてみると、家で過ごすことがほんとうに大好きみたい。外に出ると複雑さが芽生えて疲れてしまいやすいことを避けるためにも。
そうです、わたしは内向的でありつつ、それを楽しんで味わうタイプだと思う。

かといって、外の空気を吸うこと、景色を眺めることは好き。家からでもそれが完結してしまうもので、余計に幸せで、家にいたくなるのだと。