暮らしを愉しむ

日々、考えること、好きなこと、暮らしをつぶやく散文記録。読書、観賞、暮らし方など。

読書は、改めていいもの。


何度も読み返したくなるお気に入りの本は、おそらく、いまは5本指で数えられる程度。
数年前ふとしたときに読んでしまうのなら、それはお気に入り認定している。

まるで、言葉の一つ一つの表現がその人なりを表しているかのような文章。
なんとなく、個人の理想的な世界観という生き方そのものが展開されていて、読み応えがバツグン。

そういう気に入った本は、なんだかどこか似ている気がする。雰囲気というか、性質というものが。

 

最近は、科学か海外文学、エッセイを読んでいる。ほぼノンフィクションのものでなければ、読めなくなってきている。
女性誌はめったに読まなくなって、気に入った3冊をいまは永遠に持っていようかなと思っている。ふと、お気に入りが詰まったような着こなしを歳月が経っても楽しむことが楽しみなように。

 

結局、人生について考えたくなるスパイス、そこにリアリティが感じられる読みものが好きなのだと思う。
そういった文章を読んでいると、なんだかあれこれ考えが整理されていったり、想像力が広がっていく。だから、きっと何度も読みたくなるのかもしれない。

 

書いている言葉からも、その人の人柄、暮らす姿がありありと感じられる文章が好きでら
文章は言葉から場面、風景が自由に想像できる。
誰であろうとも、書くことに共感できたり同じこともを思っているようでも、表現の仕方が違ってこれまた新鮮に聞こえてしまう。

 

 

こうして、いまもそういった本に出会えるのを楽しみにしているけれど、あえて探すこともしていなくて、自然に気になれば、検索して購入するのを決める、というような感じになってきている。

だいたいそういった必要なときに調べたくなって手に取り買ってみる本は、タメになることが多いもの。きっと読みたくなるのは、そのときの自分自身が求めている心情と重なるからではないかな、と思いながら。

 

たとえ、そのときだけ読んだとしても、ある日あのときの本が言っていた言葉が思い出されて、カチッと自分なりに考えがまとまることがある。そういうふうに思考の貯蔵庫、ピンチヒッターみたいに知識はもっていると、あるとき役に立つことがある。

そう言った面で本を読んでみることは、困ったときに物事に対して解釈しやすくなる、そんな大切なヒントになってくれるように思える。

 

 

そういうわけで、また新しい本を数冊注文しました。
これまた新しい分野、新しく気になる著者を読んでみるということもあって、興味深くなりそうです……!

 

 

 

 

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