静寂が漂う朝、窓から差し込む鮮やかな陽光が私を包み込みます。起き上がったら、ベッドから起き上がり、まずは朝食の準備から始まめる。そこで一日の始まりを宣言するかのように、一日のスイッチがカチッと入ったかのような感覚を覚えます。
最近、私はここで何度もお話しているように、家庭菜園にとで魅了されています。
青々とした葉、生命力、一つ一つの種類によって違う生態系。そして、その野菜たちが集まる風景に、ただただ息をのむような気持ちになり、思わずカメラを手にとり構え、美しい光景をおさめる自分自身がいます。まるで魂がこの美しい風景によって、洗練されるようです。
日々、これまでに経験したことのない、過去の自分とは想像ができないような感覚に満たされています。それは、真新しいものではないけれども、いままで見落としていた部分の良さと重要性に気づく瞬間です。
常に何かを考えて探そうとしそうになりますが、最近は無理に考える必要があることでなければ、考えずに過ごすようにしています。
やはり、どうしても価値観として合わないものってでてくるじゃないですか。そういうものをなるべく避けて、気にしないように考えて生きていくのがいいような気がします。それが、多様にある生活様式だと思うのです。好みとか、感覚は、やはりあるもので、それぞれ微妙に違って、分岐していくもの。
そうすることで、発見に満ちた喜びや、心躍る瞬間をできるだけ多く経験し、日々耐える精神を養う、真に豊かな生き方であるのではないかと、私は最近よく考えるのです。