ここ週末前から体調がガクンと悪化し…一日だけ寝込みました。おかげで、長かった風との戦いも、1週間かけてようやく回復しました。
女性ホルモンとの兼ね合いもあるのか、体調を崩して疲れきったのか、とりまく環境から少し離れたくなるほど嫌気がさしてきたり。心のゆとりを確保するためにも、私の情熱が注げることを考えていかねばなりません。
さて、またここ最近の備忘録を。
:母という目線
最近面白く観ている〈良くも悪くもだって母親〉という韓国ドラマがあります。
観ていると、その主人公の母親の気持ちが痛いくらいわかるのです。
そういう母親目線で感極まりながら、見てしまうジャンルも増えてきました。
子供たちには後で困らないように、自力でできることを増やしてあげたい。
生きる知恵みたいな機転の利くものの考え方を蓄えて欲しい。
……などと、親心で思ってしまうもの。
それでもめんどくさいことも毎日続けていれば、習慣づくこともあるし、こなす事に抵抗感が減るような気もしていて。
そう思うのも、いまの自分が無理やり自分がやらなきゃならない環境に立たされてから、その気持ちをより一層感じるようになりました。
見守る場合、愛情を伝える、触れる場合とのバランスが、大切になってくるのだと思います。互いの柔軟な思考を持てるようになるためにも。頑張ってくこと、気を抜くことの、メリハリを大切に感じています。
……といっても、いまだに大人になってからも、この気を抜くところの使い方は調整が必要。具合もなかなかにむずかしい。次々と生活も移りゆくので、どういうふうに考えて、動いていけばいいのか見ていかねばなりません。
母親になってみて、気づく部分も多くあります。きっと自分の両親も傷ついただろうなあ、苦労したんだろうなあ、とか。
子目線で考えるときもあります。こう言ってくれたらいいのに、とか。
言動に対して、改めて見直す機会が訪れています。
多少のことは口をつむいでおくこと。気持ちがわかるからこそ、受け入れて、飲み込んで流しておいた方がいいこともある。
“いいことを言うよりも、余計なことを言わない方がいい。そのほうが人間関係は円満になる。”
とよく言いますが、その気持ちがこの頃ようやくわかってきた気がします。結論的には、臨機応変に考えていけばいい、ということ。
自分も大変でも、誰もがそれぞれに大変な思いをしているかもしれないということ。
気分の波も、どうしようもなく起きることがあるし、それぞれに事情もある。
大切な人と過ごすとき、
いつも少しの時間でも互いを讃え合うこと。
どんなときでも互いに理解し合うこと、支え合うこと、励ましの言葉は忘れないこと。
笑い合う会話があれば、それだけで身も心もほぐれるような思いにもなる。
そういうふうに構えて、過ごしていこう。
そう思うのでした。
:なにが必要か、という問い
バランスの話でいうと、ここ最近の生活の見直しは続いています。
一時期、身の回り整理しようと日常にあることなすこと一日中考えすぎて、脳がずーっと興奮状態。ガタッと疲れ果てて眠る……。という日が続いていました。
けれど、これは考え方の効率が悪い。ということに気づいてからは、自分にとって幸せに感じること、取り組めることの中で、大切なことをみつけていくようになりました。そこからは、調子を取り戻しつつあります。
過ごしてく中で、色々な違和感を感じたところは、微調整。自分の人生観や温度感と合わないものと距離を取っていく。「気づいたらハマってしまっている時間の無駄」を、見直しているときでもあります。
何かをやり終えた後に、「面白かったところはどこだった?」とか「またぜひやりたいと思う?」と自分の熱中度を確かめてみて、取り組み方を調整していく。
観賞するものも、映画とかの現実とかけ離れた部分の中から、現実に通用するような考えさせられるものを見つけていく。とか、いまの自分には、なにが必要そう?という余分な部分を修正していくこと。
そういう身になるものを取り入れていきたくなってきています。“私の情熱とゆとりを確保できる時間を。”
子供の頃はがむしゃらに、なんでも試してきた。良いも悪いも、ある意味流していけて、気にせず前進しやすかった。
歳を重ねるにつれて、とりまく環境の中で余分な懸念、義務感、期待も入り交じってくる。
大人になるほど幸せが増すともいいますが、私も同意見。複雑さは増すけれど、物事をうまく対処し、殻からゆるりと抜け出していく術を学んでいくにつれて、次第に楽になっていける気もしています。
大切なのはよく考えて、自分にとって何をしていくのが良さそうなのか。何のためにするのか、役に立てるのか。──を取捨選択し、ただ楽しいだけじゃなく、実生活で行動してみて生かせるかどうかが、続けていく大切な理由になってく気がしています。
ここのところはまだ考え中。引き続き、試してみて見えてくることがありそうです。