とある暮らしの散文日記

珈琲、読書、観賞など。日々感じたこと、考えたこと。好きなこと、暮らしをつぶやく散文記録。健やかで丁寧な暮らしを求めて。

余白と隙間を作る時間

 

 

いつも合間があれば、ふらりと書店に立ち寄りたくなります。

読みたくなりそうな本を立ち読みしながら探してみまますが、なかなか見つからず……

毎度こうなるんです。苦戦します。

 

結局、惹かれた雑誌と本を一冊ずつ購入しました。

雑誌は、数年ぶりの、久々の購入でした。

 

 

雑誌:『&Premium』“センスのいい人が、していること”。 目で見た瞬間の表紙が美しくて。テーマにも、惹かれてしまいました。

本:『すべての雑貨 』三品輝起著
立ち読みした際に、なかなかない語り口と話題に惹かれ、購入。

 

 



この購入した2冊の色合い。

偶然のような必然で、見事に合いました。

とても不思議な気持ちと嬉しさが込み上げました。

 

とりあえず、いまから合間に&Premiumを読みたいと思います。

 

 

雑誌は音楽をかけて、雰囲気をだして読みたくなります。

Beatlesは、最高なBGMです。Beatlesには詳しくありませんが、聴くだけでビートルズの音楽が心地いいことだけは、よくわかります。)

 

 

 

 

雑誌と本、それぞれ読みたくなる時があります。

 

 

雑誌は、毎月、毎週、または隔週など、定期的な出版スケジュールに従って発行されます。

記事・連載もあったり、内容もバラエティに富んでいるので、色んな情報を取り入れられることが、楽しくなります。

 

一方、は、一つまたは複数の著者によって執筆された長い物語や論文、解説書などが含まれます。もし、気に入った本が見つかったときに熟読するには、大切なことを得たような物事を深く考えられた気分にもなります。

 

は、一度出版されると、基本的には再版されることはありますが、雑誌に比べて、定期的な発行はされません。本もときに、シリーズ化されることもありますが、雑誌のように毎月決まった日にちに、出版されることはなく、性質が異なります。

 

ときに、本という形式のカチッとした文章よりも、ブログを読んでいるときのほうが、はるかに面白く感じられるときがあります。今日は、まさにそんな日でした。

なぜでしょう、好きな本の著者の書籍化よりも、ブログ更新のほうが待ち遠しく、胸が高鳴る気持ちにもなるのは。

最近は、そんな気持ちが強いです。

 

文章や話し方に、思わず気質がでているくらいの文章がすきです。例えると、自分の書体でないように書くと、自分を隠してるのと同じような感覚に近いのかもしれません。

 

ブログのほうが、馴染み深くなるテーマだったり、その都度更新されやすかったり、文章の形式も自由だったりするのか、ちょっと隙があるというか、想像もあれこれしやすくなることが、気楽に読めたり、楽しみになったりらしさを感じられたり、するのでしょう。

 

そういえば、

スターバックスのロゴ、サイレンも、じつは顔が左右対称ではないそうです。微妙に違うのです。完璧なデザインのように対称にするのではなく、人間の顔と同じように左右を微妙に変えることで、自然さや、親しみを感じていただけるよう、些細な工夫がされているのだそうです。そういったふうに整えすぎないほうが、最も美しくみえるのかもしれません。

 

 

というわけで、

あえて空白の時間も作ることができたおかげで、こんな考えもできましたし、静かに大事をとって休むこともできたのでした。

びっしりと予定を詰め込むことも、隙がない文章を読むことも、似ています。隙をはさむ時間をつくることで、考える力が生まれやすいですね。

 

忙しい日々に終われると、どうしても視野が狭くなって気持ちが億劫な気持ちにもなりやすいです。

理不尽なことや、怒り、悲しみも、そういうともあるのだろうと思いながら生きてると、気持ちが楽になるようです。

 

目の行き届く場所に、心落ち着けるもの、ほんの少しだけでも、目と耳と身体が、余白と隙間を咲かせる日々があるだけで、心が和らぎますね。