とある暮らしの散文日記

珈琲、読書、観賞など。日々感じたこと、考えたこと。好きなこと、暮らしをつぶやく散文記録。健やかで丁寧な暮らしを求めて。

人生に残る作品。「映画『ジュリア&ジュリー』は、自分もチャレンジしたくなる感動の実話

 

 

久しぶりに映画鑑賞がしたくなり、「ジュリア&ジュリー」という作品をみました。Netflixでずっと気になりつつ、ようやく鑑賞してみましたが、作品を見た途端に、なぜ、早く観なかったのかと後悔しました。

 

出会った作品の中で、おそらく人生の記憶に必ず残る作品になると思います。いまも、すべての物語の場面が、目に焼き付けられるようです。昨晩見てからの余韻が頭のなかに、まだ漂っています。これほどに、私の心とピッタリと重なるような作品に出会えたことはない気がします。

 

 

家庭料理の概念を変えた伝説の料理研究家、ジュリアという人物の料理本レシピ524をブログのネタ元にし、一年間日常も含め、書き綴ることにしたジュリー。

いつかジュリアと会って料理を一緒にしたいという想像し、夢見る、ジュリーがジュリアと料理を通じてめぐり会う実話に基づいた物語でした。

 

 

ブログっていいよね。

書いたものをネットに接続して気軽に読んでもらえる

日常に疲れたあと無心になれる

ブログに何を書こうかな?──

 

作品中の、何気ない日常で繰り広げられるすべての会話に現実味があり、シーンの一言一言が、終始胸に染み込んでいくようで、心地よくて、心温まるようでした。

 

軽快に進んでいく演出のなかに 2人の女性の生き方、夫婦間の関係性なども含め、2人の女性の人柄それぞれが、ものすごく魅力的に映りました。かっこいいな、素敵だな、自然体だな、と思いました。

 

それぞれの夫の役柄も見どころです。妻を支える姿勢も、さりげない優しさで、思わず理想系だと思ってしまうほどでした。強いて言うなら、ジュリア夫婦のような間柄を志したいと思い、改めて夫婦仲についても学びがありました。どんなときも寄り添い、無邪気に笑い合う夫婦になれたらいいな、と。

 

外国の作品って、どうしてこんなにも表現力が飽和的な気持ちになるのでしょうか。──

頭のうえを突き抜けたような、ヘッドマッサージしてもらえたような気になります。頭のなかが柔らかくなる感じがします。求めているのは、こんな日常でもあり、生きる姿勢というたしなみ方のような気さえしました。

 

 

現実はだれも私を何も知らない

誰もいない空間で、虚しく書き送る感じ──

 

そう思っていたジュリーが、

その後も毎日綴っていくにつれて、読者も増え、コメントも来るようになってきます。

 

そして、次第にジュリー自身がひたむきにチャレンジするようになってくる心の変化も、見ていてとても楽しくなってきます。

 

思わず、一時停止をして、珈琲を淹れ、作品をさらに楽しんで鑑賞する、私がいました。

驚くことに、ジュリーも30歳。

わたしも、今年30歳。

見事に偶然が重なってるようで、まるで、自分自身のように思って物語に入り込むように鑑賞してしまいました。

 

 

料理をしていると、まるで時空を超えてジュリアと対話している気がします。

とても深く、神秘的な魂のレベルで。

実際には、ほとんどわたしの独り言だけれど。──

 

わたし自身も、誰かならこういうかもしれないとか、自分のなかの理想像を思い描いて自己対話してみたり、過ごしていくことも、ジュリーのようにしているなかの一人です。

 

そして、そのような気持ちで書き綴るのが、ブログの醍醐味だとも思います。

なんでもないような一人の人間の日常を、好きなように綴ることが、むしろそれが、わたし自身にとっては大切なことにもなっています。

 

日常で大切にしたいことの三原則として挙げるとしたら、・日記を綴ること、・生きていること、生かされていることを忘れないこと、そして、・気にしたくないことをなるべく気にしないように生きること、なのかもしれません。

 

人生はなにがよいのかもよく分からない日々ですが、それでも、同調圧力に押しつぶされそうになって息が浅くならぬよう、一日一日を深呼吸するように生きていけることが、生きる自体大切なことなのかもしれません。なにかをずっしり心に留めておくように、自分自身のレールをはみ出さないようにして。

 

 

さておき、

「ジュリア&ジュリー」の映像の演出も巧みで、レトロで、雰囲気もとても好みでした。最後の結末まで、あれこれ思い巡らせることのできる意味深い作品で、濃密な2時間を過ごせたようでした。

 

すでに書いている文章や、写真の載せ方からも、いつにない興奮しているわたしの姿に気づいている方もいらっしゃるかもしれません。それくらいつい、みなさまにもオススメしたくなりました。

同じようにこの作品が好きな方、好きになる方もたくさんいるかと思います。

 

 

さて、

昨晩は、夫のリクエストでお好み焼きを作りました。夫は、お好み焼きが大の大好物です。一度、焼きそばの麺を購入してあったので、広島風を作ろうとしたとき、その日は子供たちと過ごし、体力が残ってなく、つい面倒で卵のみでとんぺい焼き風みたいに作ってしまいました。

 

すると、やはりお好み焼きではなかったらしく、また後日食べたいとのリクエストがありました。そして、今日改めてきちんと作ったわけですが、今回は文句なし!だったようでホッと安心しました。けれども、なにを作るかよりも、誰かと美味しく食べることが、一番の旨みになると思ったりします。

 

今朝は、最近の朝食の定番、クロワッサンハムチーズサンドを食べて、目覚めました。都度具を少し変えてたのしんでいます。

 

「コモ」の毎日クロワッサンが絶品

最近便利なのがスティックタイプのインスタントコーヒーです。インスタントコーヒーもクオリティオブライフにも活躍してくれますし、十分に飲みごたえもあり美味しいです。

 

このやり方はいやな方もいらっしゃるかもしれませんが、私的スティックタイプのインスタントコーヒーの魅力のひとつとして、コーヒーをカップに注いだら、お湯を注ぎ、空になったパッケージのままかき混ぜられちゃうことです。

この方式は、韓国ドラマを見て偶然に目撃しました。とっさに、わたしにはこのやり方がグッときて、取り入れたところ、私にはやはり合っていました。

 

ちょっと贅沢な珈琲店は安定的においしい(箱買いしました)



では、みなさま、良い一日を過ごされますように。🍀

訪れてくださり、ありがとうございます。

 

心を込めて.

 

 

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