週末明けなのか、身も心も疲れていたようで、買い物ついでにふらりと書店に寄り、偶然でもあり必然的に手に取り、気に入った本を2冊を購入して、家に帰りました。
立ち読みした瞬間、すぐにこれだ!と購入してしまいました。あと、注文していた小説も1冊届きました。
嬉しいことが、重なりましたね。
ある程度やることを済ませた後、さっそく物語の世界へ入り、現実に戻ったあとの気分はもう、最高でした。
このごろ、とても疲れやすい日々にいたようで、読書をする分野も、エッセイを読みたくなって読みましたが、気づいたのは、やっぱりエッセイが好きだということ。
エッセイには、教科書には書いていない徳を積むことができる知識みたいな内容が、満載だと思うのです。誰かの日常を覗き込めるような、まるで自分に宛てられた手紙みたいに読める文書が、とても心を癒してくれます。
日本には見られないような、なんとも伸び伸びとした感性で綴られた海外文学の表現力の魅力は、窮屈な心までも和らげてくれます。外国人の書いたエッセイばかりを買ってしまうのも、そんな理由です。
今日買った「アンネの日記」、「シェイクスピアアンドカンパニイ書店」の2冊、あと届いた小説の「天気が良ければ訪ねて行きます」は、宝物のような話がぎっしり詰まっていました。といっても、まだ読んでいる最中ですが、読んでくうちに、少しさびていた心が光るようでした。
このように本の中に入って読める物語を読んでいると、自分のなかの日常も考えてみれば、おとぎ話のように思えてしまいました。
眠りにつくまでの日常も、話がずーっと続いていて、物語をたどるようなことで。眠る時くらいは、自分にああだこうだ、言い聞かせるのをやめて、静かに、しっかり眠りにつこうと思います。
一日の終わりに、もうあとは寝るだけだ、というときの幸せ感といったら……なんだかんだ、無事に一日を終えられたことに胸がいっぱいになりますね。何が良くなかった、とか、悪かった、とかも、さておいて。時々、ただ過ごせてよかったんだ、と思える日があったりします。
あと、子育てを一日終えた後に読む読書は、格別 です。
子供たちが寝付くまでは、落ち着いて考え事をする暇を、与えてはくれませんが、それでも、もっと日常で大切な有意義な考え事もさせてくれます。どちらも、違う視点から垣間見られることですが、間違いなく、日常に彩を添えてくれるのです。
さて、買った本の内容に戻りますが、今日読んでみて気づいたことなのですが、
やはり、「〜のである」調の話しのすすめ方は、主張がなんだか強めにストレートに感じてしまい、あまり快く読みづらくなってしまいます。反して、まるで、手紙のように宛てられた語り口のある文章は、なんとも心に溶け込むようで、いつの間にか最後までスルスルと読めてしまう。──これはもう、好みになってしまうかもしれないけれど、少なからず、読みやすさもある程度、人を選ぶように読んでしまうのだと思います。
やはり紙の本が、好きなのだと気づいてきました。電子書籍で読むと、目が疲れるのはもちろん、どうしても、味わい深くなれなくなってしまうのです。ちゃんと読みたくなる本は、保管して快適に読み続けられるようにしていこうと思います。
そんなふうに、一日が過ぎてくようでした。日常のなかでちゃんと息つくことを怠っていたのだなあ、とも気づくこともできました。
これから、今日買った3冊の本を、じっくり読み進めていくのが楽しみです。
また、ちゃんと読み終えたら、こちらでも、みなさまに本のご紹介をしようかと思っています。感想を述べるのが、今からでも楽しみで待ちきれないほどです。
では、話が長くなりました。
やっぱり、好きなことを話すことは、自然と言葉がたくさん出てきますね。延々とできてしまいそうです。
では、みなさん、おやすみなさい!
今日も訪れてくださり、ありがとうございました。