とある暮らしの散文日記

珈琲、読書、観賞など。日々感じたこと、考えたこと。好きなこと、暮らしをつぶやく散文記録。健やかで丁寧な暮らしを求めて。

読書と音楽と日常から得られる新しい世界観の備忘録。

 

 

訪れてくださり、ありがとうございます。

読者の皆さまも、いつもありがとうございますございます。

 

さて、今回も備忘録です。

 

やはり、読書もほどほどに、がよかったりしているこのごろです。

月二数冊で、もはや月に一冊くらいに減らそうかとも思ったりもしています。すこし無理をしたことに気づいてきています。ちょっとした暴走期間だったというか。

 

読書から何かをなぞろうとはできるけれど、実際にはなぞりにくくもなります。

 

読むことも学びにはなるけれど、そのなかから探そうとしすぎると、個人の感性は伸びにくくなってしまうことを、自覚しつつあります。

 

なにごとも「たしなむ」程度にしておいて、

頭のなかの余白は残しておいて。

あとは、自分の考えをつけ足しながら動いていくのが最適なようです。

 

そのぶん、「アウトプット」に疲れたときは、音楽が役に立ちます。音楽は、リラックス状態を作れるので、必然的にあれこれ考えをめぐらせやすいです。

 

好きな音楽といえば、YUKIです。

彼女の音楽を聴くと、無邪気さを思い出させてくれて、心踊るような気分になります。

そう言った心が滑落しているときに、聴くには、最高の薬みたいな役目を果たしてくれます。

 

歌詞とメロディーが溶け込んでその人の作品になってるとは、このことなんじゃないかと思える人。どの曲を聴いてもなにか新鮮味をくれます。

 

おすすめ曲もご紹介しておきます。

 

「はみだせラインダンスから」

「レディ・エレクトリック」

「クライマー・クライマー」

「鳴り響く限り」

 

 

「読書」でいうと、最近は肩の力を抜くために、この本を読んでいます。

 

「モノから学びます」

モノから学ぶ暮らしの中の大切な瞬間についての記録エッセイ本です。

 

本好きになったキッカケをくれたこの本は、柔らかい文章が、

語り口が作者そのものなんだろうな、と思える本でらすごく気に入って読んでいます。

 

会話、内容が本に溶け込んでいて、その人そのものにしかみえない魔法がかったような本です。個人的には大当たり本。

 

日常の何気ない暮らしの中に楽しさや奥深さを見いだせる作者のあり方が、すごく素敵です。

 

こういう似た部分に感銘を受けるわたしとしては、書くコツとしても、この本に出会えてよかったのだと思います。

 

あと最近は、よく物語を観たりもして、違う世界へ訪れてみています。好きな作品をみて楽しんでいます。

 

「天気が良ければ会いに行きます」

以前の記事でもご紹介しました。

 

mako-bookdiary.com

 

小さな書房を切り盛りしている主人公と人生物語に心癒されます。こういう暖かな場面や心情を、自分自身のなかにも探して見ることができる作品です。

 

物語もいいですね。

誰かの人生物語でも、同じように自分自身のなかで考えてみれば、感慨深いものです。

 

ちょっとしたきっかけで。ちょっとした行動で。ちょっとした人との触れ合いで。

よく考えてみれば、考え方次第で、不思議にもちがう世界観が自分のなかにも芽生えてきます。

 

このごろは、そんなふうに日常のなかの疲れをとるように癒されています。