暮らしを愉しむ

日々、考えること、好きなこと、暮らしをつぶやく散文記録。読書、観賞、暮らし方など。

“人生を見つめ直せる”ような本.『GRIT やり抜く力』を読んで

コーヒーと暮らしを愉しむです。

今回訪れてくださった方、そして、いつも訪れてくださる読者の皆様、誠にありがとうございます。

 
今回は、読書推薦文として。
「人生を見つめ直せるようなおすすめ本」をご紹介したいと思います。
 

GRIT」やり抜く力/アンジェラ・ダックワース

 

見事に結果を出した人の特徴は、「才能」よりも意欲を持ちつづけて物事に取り組む「グリット(やり抜く力)」が根気強くある人──という著者の生きてきた経験値から才能を磨くまでのプロセス、成功者から得たさまざまな知識がぎゅっと収められていた一冊でした。

 

《この本から考えさせられたこと、学び》

🔖 成功者の特徴は、生まれ持った才能だけじゃ計り知れないものがある。

最も大切なのは、毎日研究熱心に物事の動かし方を自己分析する「熱意」と練習時間に費やす「努力」から得られること。

物事の洞察力を磨きながら、熟知していくことへ「勤勉」であること。

 

🔖 「天才」と呼ばれる最初から才能を得られる人は極わずかかもしれない。

みなごく「普通」から始まり、才能を磨ける人だけが身につくスキルがあるということ─

自分に合った学習法や物事への取り組み方があるということ─

 

🔖 人が何かを考えて何かをインプットさせようとする力が働きつづける限り、その記憶を最大限良くさせようとする思考作業工程を意識して向上させる力があるということ─

誰もが人を動かす影響力があるということ─

 

を改めて感じさせてもらえた本でした。

 

 

《個人的に共感できたメモ》

わたし自身も、物事に取り組む心構えがあやふやで集中する意味を深く考えずに何度も挑戦しては、挫折を繰り返していました。

 

それが、いまは文章を書くことを毎日のように続けられているということ。この意味をよく考えてみると、この作者の意味が少なからずよく理解できるようでした。

 

たしかに、わたしも毎日記録するクセがついたのも、毎日の不快さを心を晴らすように書くことを染みつかせることができたという観点からです。

 

自分とよく過ごす方法を見つけて、考えていく練習になっているようです。

 

🔖 本来人間は、飽きやすい生き物だということ──

 

パズルピースを合わせるのに飽きず、いかに効率よくオリジナルパズルを完成させることができるか?合わせやすい方法やコツはないか?

ひとつの事に興味を持ち続け、継続して改善できる努力を見つけること──

自分なりに継続させることへの有意義な意味(かけがえのないこと)をよく考え、見つけるスキルがカギになりそうです。

 

・自分の本質を知るために向き合う方法や対策方法

・積極的に取り入れるべき好ましい習慣への取捨選択の仕方

・自分にとって好きなことへの情熱を抱きつづけるための具体的なアプローチ法と取り組み方のへ力をつけるためのコツや上達の心構え

・やり抜く強い心を身につけるための子育て法

 

「人生で重要な目標を見つけ、達成するまでの方法の見つけ方、取り組み方、思考を探ることができる一冊」だと思いました。