コーヒーと暮らしを愉しむです。
今回訪れてくださった方、そして、いつも訪れてくださる読者の皆様、誠にありがとうございます。
読書を有意義な生活を送るための楽しみのひとつとしている人も多いのではないでしょうか。
読書をしている人や
読む機会に触れたことがあったり、
読書活動を始めたい方へも──
少しでも参考になれば、幸いです。
いま必要な問いがかえってきそうな本を選ぶ
本は、いま自分が脱却したいしがらみのような部分を補える本を探して手に取り読むようにしています。
物事の捉え方を探して自分なりの考えや意識にまた取り込んで解決策を導きだしていくためにも大いに役立つし、救いにもなります。あとは、おっ、これはいい!と吸収したいことがある内容とか。
そういう基準で選んでいくようになっているのも、自身の心境の変化とともに移りゆく気がして、大変興味深く読んでいます。
そういう基準で、選んでいくようになっているのも、自身の心境の変化とともに移りゆく気がして、大変興味深く読んでいます。
大切だと感じる部分は見返しができるようにまとめて保存しておく
このごろ読んだ本から大切にしたい文章やページをスクショし、「読書アルバム」としてひとつのアルバムにまとめておくことにしました。
ここは覚えておくために残しておこうと、たまに読み返してみると、自己整理するのに役立っています。マーカーで線を引いて重要な点も確認することもできますし、また見直してここはもういいなと思えたら削除したり──。
自分なりの課題をまとめてみる材料として重要だと感じる部分はとにかく記録しておくこと。
自分が大切にしたいことを振り返るように読み返すと、とても為になります。
成功者の話はアイデアが生まれやすい
この頃、「ビジネス書」が好きになってきました。
というのも、ビジネス書からは、実際に何かをやり遂げた人たちの言葉の数々は、やはり心が動かされるし、斬新さやインパクト、「自身の生き方を探る方法」が見つかりやすいような気がしています。
自分の好きなことという生き方を示してくれる見本、アドバイスが強烈で、的確さを感じられたり、新しいヒントや前向きさが得られ、「うわぁ、…また頑張ろう!」というのが実感できたりします。
本からの問いを自分に問い直すこと
読書は、やっぱりすごくいいです。
「気になる本を選むことは、意図的に気になっていることを問われるものだから、熟読しながら浮かび上がってくるひとつひとつの問いに答えていける仕組み」になっている気がします。
「気づけば、いつも本からの質問に答えていたのだな」と改めて思えています。
ときには、問いのオンパレード。
1ページずつ立ち止まり、よく考えて自分なりに回答する……
あぁ、なんて幸せなんだろうか──
読書をしていると、思わずそんな気持ちにならずにはいられなくなります。
自分自身の問いとは違って、誰かに問われているようで違う視点で物事を考えたり新しい発見が見つかるようになることが、「生きる幸せのひとつ」として考える方法になっているのではないかというのが、わたしの実感です。
とくに良い本に出会えたときの興奮や感激する気持ちは感極まるものがあります。
ときに、憧れを抱くときめくような著者に出会えることがあります。
けれども、その人にはなりたい?
と思うと、そうではありません。
「真似てみたとしたら?
う〜ん…わたしじゃない気がする」
にたどり着くのです。
好感を抱く著者から分かってきたことは、
話しぶりから個性が溢れていること。
わたし自身の表現力という個性は?と探したくなるときではないかと思うのです。
目に止まるということは、なにかの印象が働くということ。
なんだろう?なにが印象に残るんだろう?
最近は、そこの“問い”を物深く観察することが大事だな、と思うようになってきています。
読書から自分なりを探す集中状態を意図的に生み出すコツ
やはり、読書からも「集中して意図的に自分らしさを生み出す」必要性を感じています。
ひとつの作業を続けていられるのは、だいたい90分が限度といわれています。
たしかに長さというものを感じると、徐々に途方にくれてきます。
読書も一冊を一気読みすることは、なかなかできません。考える力も使いますし、あまりにもたくさんの情報を詰め込もうとすると、やはり集中力が途切れます。
本の内容から何が大切だったのか?がわからなくなり、頭に入る気もしない。
だからこそ、記録してこまめに考えてみては、一旦別のことをして余白をつくる──。
…そしてまた読むと、以前読んでいた内容も頭のなかに記憶に残っていていながらも読み進めることができたりします。
本の内容をしっかり考えて読みながら、自分なりの考え方にしっかり記憶していくことが大事だな、と思っています。
情報を詰め込みすぎず、ひとつの問題点に集中して違う物事の視点を考える「解釈の仕方」を練り出してみるのが、『前に進む改善点を見つけるためのいちばんの解決法』になっている気がしています。
自分にとって価値のある人生を送るために役立つことへ時間をかける
お金のかかる趣味や趣向は、幸福に見えていたとしても、実は負担になっているたのだなということに気づいてきました。
価値観も変わると、今の趣味は読書になりました。読書をするためにも本を買うことにはなりますが、以前の気を満たすための衝動買いや、好きな小物雑貨を揃えてみるという一時的な趣味が無くなったと思えば、1冊読むのに時間を使いながら自身の生き方を探す旅をし、コストもなるべく最小限に抑えられる──
そして、読み終えたら誰かへも譲り渡して、売りに出した本の代金からまた新しい本が買うこともできます。
という豊かさの循環もできる、有意義な時間を過ごすことができている気がします。
本探しの時間にそこまで費やすことはありませんし、むしろ、「本を探す行動」は新しい自己発見に繋がることにもなっていて、人生の楽しみのひとつにもなっています。
人間の生きる“基礎”として必要な「衣食住」という生きる活動のために必要な健康・幸福・知性を働かせるために──読書には、ある程度コストはかけてもいいかなと思っています。幸せな人生の記憶を残すことができる最高の趣味なんじゃないかな、と思えたりもしています。
今月のおすすめ本