暮らしを愉しむ

日々、考えること、好きなこと、暮らしをつぶやく散文記録。読書、観賞、暮らし方など。

日々を自分なりによくこなすための記録

 

一日の気分を自分で整えようとしている事にある日、ふと改めて気付くときがあります。

 

一人で庭のベンチに座り、時折吹く涼しい風を感じながら、心地よく、ただ本を読み進める。とか、「子供たちを送り届けた後に一人でドリップして飲む朝一番のコーヒー」とかーー。

その時に、家で自分しか居ない自分だけのお気に入りの空間に浸り、自分自身を見つめる時間が過ごせています。もちろん、私が内向的で一人時間をこよなく愛して日々のために充電する必要がある性質なのもあると思います。一人で充実した時間を過ごすことは、焦らず着実に丁寧に日々を感じながら自分らしく生きてこう、と改めて、自分に深く落とし込める瞬間でもあります。

 

本を読んでいても、読み進めるか読み進めないかはその時の自分のタイミングで決めるように。数ページ読んだだけなのに、十分何かを得たような気分になって、「今日はここまでにしよう」と、満足できて気持ちよく締めくくることができたり。

 

「今日は、なんだか気が乗らないな〜」と、頭の中がごちゃごちゃしてまとまらず、読むのをやめて、「あ、音楽でも聴こう」「あのドラマ見たくなった」とか、「ただ、なにも考えずに寝よう」とか…重苦しい気持ちを、自主的に行動し、“気”を切り替えて気の向くままに調整して頭を整理してみると、悩んでいた事に気づかされる時もあります。

 

ある日は、カフェや外出した際にコーヒーを飲んで過ごす時は、周りからいろんな刺激を受け、色々考えを思い巡らせ、受け取ることができます。カフェの雰囲気やコーヒーをそれぞれ楽しむ人の様子とか。一人で飲んでいても、誰かと一緒に飲んでいたとしても、自分の内側から感じられることを、客観的に物事を冷静に見つめることができる瞬間でもあります。

 

いずれにせよ、「コーヒーを一杯飲む」とか「本を読む」にしても、その場の雰囲気、環境によって、感じ方や楽しみ方も異なる視点で発見でき、充実させることができます。

 

 

物事の捉え方は、客観的でも主観的でも、一方に偏ってしまったら生きづらさが生じてしまうような気がします。時には、あっちに行ったりこっちに来たりで、気持ちをさまよって、色んな考えを思い巡らせた末に、自分にとって楽な考え方を探って見つけて納得した場所へ気持ちを着地させていくことができるような気がします。

 

あらゆる物事に対して適応できるために、どちらにせよ、“考えて得ていく時間”、気持ちを整えるという、自分の気持ちのコンディションを作る時間は必要だなあ、と常々感じているこの頃です。