コーヒーを美味しく淹れるコツっていうこも、個人の味覚に合った好みの味に仕上げられたら、それが美味しい淹れ方になるのではないかと思ってきました。
濃さ、酸味などの味の嗜好も、趣向、性質と同じように、個人である程度、大体定まっていると思います。
ですが、自分に合った美味しい淹れ方を見つけていくまでには、そんな、美味しく感じられるのに必要な重要ポイントを知っていくことも必要です。人によっては、いくつもあるかもしれないーー。数は人それぞれになっていくと思います。
それでも、コーヒーの味が決まる基礎となる大事なポイントは、豆自体の味、水の種類、淹れ方で変わってくると言われています。
好みに近い豆の産地、味わいを選ぶ

まず、豆はある程度完成された美味しいコーヒーになる素材として大事になってくると思います。
豆だと、豆の品質、焙煎具合、鮮度が重要。
しかし、コーヒーを1日3杯飲むなら、鮮度のいいコーヒー豆を都度購入して飲むわけにもいかないのも現実……。とほほ。
コスパも考えて、もう少し多めの量で、安く飲める、すぐに購入できる場所で、美味しいコーヒーを購入するようにしています。飲んだら忙しい朝にも手間も省け、すぐに飲めるのも便利で快適。
おすすめのコーヒーは、「森彦の時間/森彦ブレンド 深煎り」。
主にコロンビア、グアテマラという酸味が少なく、コクがあって苦味もマイルドな味わいで、個人的お気に入りの豆の産地でブレンドされています。
飲みやすくてキリッとした後味で爽やかな甘さも兼ね備えている。深煎りは、コーヒー飲んだな〜というコーヒーの深いコクを感じられるか、満足感が高いので好きです。
そして、「森彦の時間」のコーヒーは、絶妙なバランスですごく美味しいくて飲みやすい。この価格でこんなに美味しいコーヒーが気軽に飲めるのは、めちゃくちゃ嬉しい。お店で飲んでいるのにも劣らない、美味しさです!
水の味もおいしさに関係してくる
水だと、軟水がおすすめ。
実際に、使っているセラミックコーヒードリッパーでためしてみたところ、水も美味しさに大きく関係していることに気づかされました。セラミック加工されたドリッパーは、ろ過することで、軟水に。あと、臭み、雑味、苦味もとってくれる優れもので、お手入れも楽チン!おすすめです。
硬水は、ミネラル分が多く含まれているので、少し苦味が感じられるようです。軟水は、甘くて口当たりが軟らかく感じられるので、コーヒーの味が引き立つような感じがします。
ということで、水の味もコーヒーの味に大きく関連があることが分かってきました。
セラミックコーヒードリッパーの器具の詳細は、以前の記事に、器具の特徴、水の味の違いについて書いてます。
いま現在での、辿り着いた美味しい淹れ方
さて、最後は淹れ方。
豆の挽き具合、抽出時間、抽出方法、お湯の温度、ドリップするコーヒー器具によって、味が変わってくると言われています。
ここは、味の調整を自らで発見しなければならないポイントでもあると思っています。
▶︎挽き具合を細かくするほど、抽出時間も遅くなるし、苦味もでやすくなります。最適なお湯の温度としては、95℃とされていますが、酸味を強くしたいとか、苦味をだしたいとかで、味を調整したいときには、温度を85℃前後まで下げる人もよくみかけます。
▶︎抽出時間も大切だとされています。お湯を落とす速度や量によって味も変わってきます。ハンドドリップでの抽出方法も様々な方法があります。さらに、器具も違えば、味の具合も変わってくるでしょう。
何となく今たどり着いたのは、バリスタ2014年チャンピオンシップの世界チャンピオンの井崎英典さんの淹れ方がバラツキなく、安定感がでるように感じます。
お湯と粉を均等に攪拌するために揺する方法が何とも淹れやすいんです。
今までの方法は、真ん中だけくるくる円をかいて泡のドームを崩さないように抽出していましたが、泡の膨らみ方と土手が崩れるのに気を取られていたら、お湯のでかたにばらつきがあるのか、味も安定感がない感じでした。
このバリスタの井崎英典さんの淹れ方は、お湯と粉を回し揺すって攪拌するという方法。バランスよく落とすように攪拌して抽出するように整えている作業をしているようで、美味しく淹れられてる気がして、しっくりきています。
コーヒーの淹れ方も様々な方法が紹介されていますよね。その中から、自分に合った美味しく仕上がりやすい方法を見つけ、さらに微調整でアレンジしていくのがいいんじゃないかなぁ、なんて思ったりしています。
以上、自分に合う美味しさをみつけるヒントになれば幸いです。