昨日ですね、たまたま待つ時間があって、ラジオを車の中で聴いてたんです。そしたら、たまたまクラシックが流れてきまして……。クラシック音楽の心地良さに思わずうっとりしちゃいました。
どうやらこの「クラシックカフェ」というラジオ、平日は週に4日、ほぼ毎日放送しているようです。
クラシックはなんだか好きで、たまに聴きたくなって、YouTubeとかで流しながら作業をすることもありましたが、なんだか久しぶりに聴いたときの心地良さの音色は、なんとたるや……。
コーヒーと音楽は最高に相性がいいですよね。飲む時の雰囲気を掻き立ててくれたり、色んな考えを思い巡らせてくれる材料になってくれます。
最近「“場の雰囲気作り”って大事だなぁ」と感じています。何かに集中するときも、やる気がでる環境を整えることではかどったりします。“やる”“気”を持たせるって、かなり大事だなぁと。
個人的に、勉強するときに、家じゃなくカフェでするという人も多くいるのも納得できます。要は、雰囲気を変えてやる気を持たせてるんだと思います。あえて、静かな空間でしたい人もいるはず。個々に合った環境づくりをするって大切だと思います。
音楽って感じるものなので、耳を済ませながら聴いてみると、個人で感じるものが溢れ出てきます。色んな思いが浮かんでくるーー。それが、“独自の感性”ってやつだと思います。
クラシックは、音色だけだから、より感じやすいと思います。歌に言葉が入ると、それに同調しちゃって、感情が流されちゃうこともある。たまにその時の自分にヒットする歌はあるけれど、感じにくい歌もある。クラシックもそうだけれど、聴いていると、「音から心地いい、心地悪い、悲しい」……などの、シンプルな今の自分の感情を味わえるなぁ、としみじみと思いました。
さて、話は戻りますが(笑)
朝の始まりに、さっそくクラシックを聴きながらコーヒーを頂いてみました。
「あ……最高」の一言。もう、うっとりしちゃいました。コーヒーの余韻と余白ができる時間にめちゃくちゃ合う。ちょっとコーヒーと自分に合う曲調をチョイスしなければなりませんが(笑)
ジャズとかも、コーヒーとマッチしてくれるんじゃないでしょうか。
それでも、私は個人的にクラシックが好きです。抑揚とか、メロディーなど、ひとつの音楽の中に多面性を感じられるからです。メロディーの変化をたのしみながら、自分の感情と重ね合わせるーー。今の心を映し出してくれるんです。これは、コーヒータイムでいい発見をしたと思います。
ブラームスのルーティンから学ぶ
今日流れていたクラシックのラジオでも、こう言ってました。
ある有名なクラシック音楽の作曲家、「ブラームス」は、一日の始まりにコーヒーを自分で淹れて飲んでいたそうです。
これは、かなりの人に多くあるルーティンではないでしょうか?“誰もが一日の始まりに一日のやる気をもたせ、ONのスイッチを入れる時”でもあると思うんです。
さらに、クラシックを感じながらコーヒーを頂いてみることで、感情がでやすくなりました。色々心の雑念をひとつひとつ感じ、消化しながら……一日の始まりに備えての心を整える時間にもなりました。……なんかですね、ホントにすごかったんです。クラシックの効果に感動しちゃいました。
さらに、そのブラームスのよく行うルーティンで響いたのがありました。それは、作曲が思うように上手く進まない時は、“家の中をひたすら歩き回る”ということです。
たしかに、動いてるとハッと思い浮かんだりすることってあります。なので、ブログを書きながら今もこうして家の中を歩き回っています(笑)するとですね、ホントに上手くかけるんです。書きたいことが上手くまとまってくれる。考えがポンポン浮かんでくる。たぶん、クラシックを聴いた相乗効果もあるかもしれません(笑)
とにかく、コーヒーと音楽の効果ってすごいなぁと。何回すごいと言ったか分からないくらい感動しちゃったんです……!
コーヒーと音楽は感性を呼び起こすかもしれない
有名なクラシック音楽の作曲家、「ベートーヴェン」は、必ずコーヒー豆を60粒数えて飲んでいたり。「バッハ」は、コーヒー好きなあまりに“コーヒーカンタータ”という曲も作っています。それほど、感性を大切にして曲を作る作曲家にとっては、コーヒーがとても役立ってくれたようにも伺えます。
この“コーヒーカンタータ”という曲がめちゃくちゃコーヒータイムに合いますよ◎甘さやコクを感じられる優しいゆったりとした、まるで、コーヒーの味わいを表現してるかのようなメロディーです。おすすめです。
「ブラームス」の曲は、めちゃくちゃ好みでした。なんだか感慨深くなるのです。今日たまたま聴いた《チェロソナタ 第2番》がホントによかった。30分くらいあるめちゃくちゃ長い曲でしたが……!コーヒー淹れて飲むまでにピッタリな長さだと思います。
最初は、なんだか心が痛むような、自分の今の抱えている悩みや悲しみ、不安感情と向き合えるようなメロディー。色々移り変わるメロディーが、これまた混乱してしまいながらも、曲を感じながら、ひとつひとつ心を整理できていきました。終盤あたりが、だんだん自分との向き合いを終えるかのように気持ちが軽やかになる感じがして、とても心地よかったです。
曲の最後は、スッキリとした晴れ渡った終わり。心と体の溜まった毒素がスーッと抜けていく感じーー。めちゃくちゃ心に染みますよ。
なんというか、ひとつの曲で心を切り替えられました。……すごい。この感覚は、味わって見なきゃ分からないかもしれません!
コーヒー豆でいうと、コクがあるんだけれど、キリッと酸味もあり、後味に甘みも感じられる、クリアな味わい。“極深煎り”みたいな感じ。あ、個人的に“極深煎り”めちゃくちゃ好みです(笑)深みとコクがハンパないので。そして、比較的飲みやすい◎
「モーツァルト」や「ショパン」は、とてもバランスのとれた安定感のある心地よいメロディーだと思いました。爽やかさもあり、明るい気分になれます。コーヒー豆でいう、「ブレンド」みたいな感じです。
今日は、つらつらと書いてしまいましたが…
最後に、わたし的、現在のコーヒーにおすすめなクラシックの組み合わせを。
コーヒーを挽いて淹れるまで→ショパン「ワルツ」飲む時→「ブラームス チェロソナタ第2番」
またひとつコーヒーのある暮らしから物語が上書きされました。