とある暮らしの散文日記

珈琲、読書、観賞など。日々感じたこと、考えたこと。好きなこと、暮らしをつぶやく散文記録。健やかで丁寧な暮らしを求めて。

コーヒー好きなら絶対読みたくなる「standart japan」。良質なクオリティのコーヒーマガジン。

 

 

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今日は、ステキなコーヒーマガジン「standard japan」という本のご紹介してみたいと思います。

 

 

 

standart japanとは?

 
 

2015年に発行開始され、日本版が2017年に発行されたそう。

 

 

スペシャルティコーヒーのカルチャーを伝えるインディペンデント雑誌を作りたい」という編集長の熱いコーヒーへの想いがこもった本。

 

 

standart japanのHPに記載してある、

 

この人間的なアプローチはStandartにまつわる体験すべてに共通しています。一杯のコーヒーができるまでの過程から、人間の感情や感覚を取り除くことはできません。だからこそ私たちは電子媒体で溢れる現代に、触れて感知できる喜びを伝えるため、すべての記事を紙媒体の形で発行し、文章とイラストと写真を通してコーヒーの世界で日々生まれるさまざまな物語をそのままの温度でお届けしようとしているのです。
-standart japan HPより-

 

https://www.standartmag.jp/pages/about

 

 

 

この言葉がとても印象的で購入したくなりました。

 

たしかに、コーヒーも生活の一部であって、人生を幸せに感じさせてくれるモノとして大きな存在のひとつ。

 

そのコーヒーを淹れる、飲むまでの過程で繰り広げられる自分らしさが湧き上がってくる瞬間だったりするなぁと思って。

 

 

 

内容

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大まかに3つの構成に分けられていました。

 

 

 1.Coffee(コーヒー)

 
 
コーヒーの生産方法から豆の種類、輸送、焙煎、飲み物、いつも飲んでいるコーヒーに関する基本的なことから最新の研究結果や問題などに重きを置いて紹介されているようです。
コーヒーの基本的な部分、コアな部分など、知らなかった知識がまた知れるなぁと思いました。
 
 

一番気になった記事

 
「コーヒー美容」の記事。
 
 
知らなかった日常のモノにまでコーヒーが使われ、様々な効能があることに驚きました。
ちょっとコーヒーが使用されている商品を調べたくなりました!
 

 

 2.People(人)

 
バリスタたちやロースター、インポーターや生産者、メーカーやショップの経営者といった人たちのコーヒー業界に携わる人をピックアップしているようです。
 
なんだかコーヒーが好きな人からの話を聞けるなんて絶対面白いに決まってる!
コーヒーを愛す人から滲み出る言葉の数々が人によっても違うだろうし、とても面白い部分だと思って読んでしまいました。
 
 

一番気になった記事

 
kai sawyer 」という方の、東京生まれ、カリフォルニアなど世界を転々として育って学んだ人生観をまとめた記事に目が止まりました。

 

 

色んな環境で生きてきたなかで見えてきた「生き方」を読んで、今の自分の人生についてもう一度考えさせられました。

 

「素直に生きる」ことは簡単じゃないけれど、後悔しないように自分が体現したいことを体験して生きていくことの喜びを味わうことって、ほんとに「生きてる実感を噛み締められる」と思ってきました。自分だけの幸せをもう一度考えたいな〜と思いました。

 

 

 3.World(世界)

 
様々な国や地域でのコーヒーの文化や歴史を世界を旅するような気持ちで、新しい視点でコーヒー物語に触れることができる情報が豊富に記載されています。
 

今回で注目した記事

 
読んだ中で興味深いのはあったものの、世界でいうと、サンプルコーヒーで付いてきた「イエメン」のコーヒーを生産する状況を調べたら世界の様々なコーヒー栽培事情への関心が深まりました。
 
 
 
 

サンプルコーヒー付き

 
世界各国から取り寄せた良質なコーヒー豆が付録としてついてくるのが魅力!
 
 
わたしもこれに惹かれて定期購入したのもあります。
 
なかなか飲めないコーヒーをちょこっと頂いて味を楽しめるのがなんともうれしい。

 

今回付いてきたのが、
 

イエメンコーヒー

 
調べてみると、

コーヒーの歴史が古く、コーヒー貿易が初めて行われた地だそう。

コーヒー発祥の地と呼ばれているのがイエメン。

有名な品種が「モカマタリ」。

最高品種とも呼ばれるものの1つとして最高ランク付けされている貴重で、品質がいいものはなかなか手に入らないそうです。

 

 

しかし、今回付録としてついてきた大阪の会社オリジンズの「イエメンコーヒー」は、直接イエメンの農家と取引を行い、希少な良質なコーヒーを買い付けて販売されているそうです。

 
伝統的な栽培方法を用い、機械を一切使用せず手作業で行います。
また、農薬も使用せず完全にオーガニックコーヒーとなります。
徹底した品質管理で希少価値の高いモカコーヒーを高品質のまま輸入しております。
 
甘さが豊満で酸味や苦味のバランスがよいのがイエメンのモカコーヒーの特徴です。
複雑な味わいの中、ワインやチョコレートを思わせます。
-オリジンズのHP記載より参照-

オリジンズさんのHPにこう書かれてあります。

 

 

裏にもしっかり想いが込められた文章が記載してありました。

 

飲んでみた感想

開封してみると、「わ、確かに独特の香り…」が、すぐに漂いました。

 

酸味とほんのりチョコレートを思わせるけれど、フルーティーな香りもする。

ほんとになんだか嗅いだことのない独特な香り…!なんというか、こおばしいお茶の香り?緑茶のような香り?もしたように思いました!

 

 

香りがとても強くしたので品質が良さそう。

 

そして、飲んでみると……

 

すぐに酸味が来ました。

今まで飲んだことのない、独特酸味!!

フルーティーな味わい。

コクはあまり感じないけれど、後味は超スッキリでした。

 

あまーいチョコレート菓子に合いそうなコーヒーです。

 

酸味の多いコーヒーは、個人的にアイスコーヒーにして飲むのも最適だなぁと思いました。

 

 

読んでみた感想

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1冊にまとめてある情報の内容量とクオリティ。そして、コーヒーサンプル付きとポストカードもついてきて!

価格的に申し分ないほど大満足でした。

 

これは、定期購読しちゃうなぁ〜と思いました。

 

アメリカでも「ベストコーヒーマガジン」を受賞するなど評価されているのも納得の1冊でした!